四柱推命とは

概要
 
 四柱推命の原型は中国に発祥した陰陽五行説に基づくものです。その目的は人と人、あるいは人と社会の関係を究明し個人を開運へ導くところにあります。人間の心理と生理を明らかにするこの学問は日本伝来後、関西で発達しました。

 四柱推命は生年月日と生まれた時間の四つの要素を柱とし、運命のカルテである命式を算出しこれをもとに個人の運命を推察していきます。
 
 この占術は先天的な性格・生まれもったその人個人の性質、社会において果たしうる役割を明らかにします。
 
 鑑定の中心となるのは次の10種類の「通変星」と呼ばれる星です。

劫星 ①「比肩」②「劫財」

食星 ③「食神」④「傷官」

財星 ⑤「正財」⑥「偏財」

官星 ⑦「偏官」⑧「正官」

印星 ⑨「偏印」⑩「印綬」

  鑑定する際に私がまず注目するのは生まれた日の干支から月に向けて導き出した通変星つまり「月支元命」です。四柱推命の勉強はまずこの10種類の月支元命通変星のデーターを集め解析することから始まります。
 
 ちなみに四柱推命の4つの柱はそれぞれ、一般的に生年の干支(年柱)は幼年期、生月の干支(月柱)は青年期、生日干支(日柱)は中年期・壮年期、生時(時柱)は老年期を表すといわれます。
 実際そうなのですが、これに年齢を当てはめ20代は青年期であり、月柱を見るとする鑑定士さんがいらっしゃるかもしれませんが、寿命によって各柱の設定年齢は異なってきますので一概にはそのようなことは言えません。


 四柱推命の信条

 四柱推命の信条はなんといっても未来予知とその制度の高さにあります。未来予知については10年ごとに区切られる大運の季節感と五行のバランスをベースに年運、月運を考察していきます。
 大運の考察はなかなか難しいものです。大運は生月から導き出します。干支(十干と十二支の組み合わせ)が10年ごとの大運に割り当てられるのですが、大運は「十二支」を中心に見ていきます。つまり季節感で見ていくということです。「十干」もみますが、あくまで季節感で見るのが基本です。
 つまり大運は「通変星」で見ないということです。大運の通変星「正官」年運「正財」で吉であると、大運と年運の通変星をコンビで見て判断することは私の見方ではいたしません。何度も言って恐縮ですが大運は季節感で見るのです。


 結婚の時期

 ご依頼の内容で最も多いのが結婚のご相談です。結婚ができる時期は四柱推命ではっきりわかります。
 その年回りでめぐってくる通変成を年運の通変星といいますが、この年運通変星のみで判断する場合「財星」あるいは「官星」がめぐる時期を結婚の時期とする鑑定士の方がいらっしゃいます。
 しかし、たとえば「正財」は10年に一度めぐってきます。そうすると10年に一度結婚の時期がめぐってくることになります。これもおかしな話です。大運に結婚を表す星がめぐってきたときに結婚適齢期だと判断するのです。


 貴人神殺

 貴人神殺は命中の十二支から導き出す「星」です。この貴人神殺「星」命中にあるから、たとえば太極貴人があるから天乙貴人があるから幸福になるという単純なことにはなりません。
 これらの星が性格、機能として働くためには働く条件があります。働く場合は福徳を享受することができますが、そうでない場合もあります。命中の貴人神殺は働くか働かないかを考慮する必要があるのです。
 また、それらの星を生かすことができる運命にあるか、生きている間に大運でその星が生かせる季節が巡ってくるかどうかも重要です。


 大○界・天中殺・空亡

 鑑定をご依頼の方の中にはよく大○界、天中殺、空亡だといって悲観的に運命を考える方がいらっしゃいます。これも「貴人神殺」の一種です。命式次第では逆に開運する場合もかなりあります。私などこれでかなり得をしていますし、相談者の中にはこの天中殺の時期が吉となる人が意外にも多いものです。

 

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